こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
今回は、**店舗付き住宅(併用住宅)**について
のお話です。
先日、査定に伺った物件で、1階が元店舗・2階が
住宅という建物がありました。
現在は1階を物置として使っており、
少しもったいない状態でした。
ただ、現地を拝見すると、軽いリフォームで
店舗兼住宅として再活用できそうで、
「このタイプの建物は需要がある」と改めて
感じました。
実は、こうした“店舗付き住宅”は今、
じわじわと注目を集めています。
今回は、その理由や売却のポイントを
お伝えします🏠
💡「店舗付き住宅」とは?
1階が店舗や事務所、
2階が住居になっている建物を「店舗付き住宅」
と呼びます。
昔は商店や理容室、飲食店として
利用されていた建物が多く、近年は「1階が
空いたまま」「物置になっている」
というケースも増えています。
ただし、間口が広くトイレや水回りも残っている
場合が多く、少しの工夫で再び“店舗兼住宅”
として活用できる可能性があります。
📈増えている“店舗兼住宅”需要
コロナ以降、自宅の一部を仕事や教室に使いたい
というニーズが増えました。
ネイルサロン、マッサージ、カウンセリング、
ピアノ教室、さらにはネット販売や
フリーランスの事務所など、「生活と仕事を
両立できる物件」を求める方が増えています。
新築で店舗付き住宅を建てると
コストが高くなりますが、中古で購入して
自分好みにリフォームする層が増加中。
特に駐車スペース付き・住宅地にある物件は
人気が高く、地域密着型の小さな店舗や
サロン運営にぴったりです✨
🚪放置している“元店舗”がもったいない理由
1階が空いたままだと、建物全体の価値が
下がる一因になります。
使用していなくても、固定資産税や
メンテナンス費用は発生します。
また、換気や清掃ができないと湿気がこもり、
建物の劣化が進行。
つまり、**「使わない=建物が傷む」**
という状況に。
一方で、簡単なリフォームを行うだけでも、
「店舗兼住宅」としての需要が生まれるケースが
あります。
せっかくのスペースを放置しておくのは本当に
もったいない。
“古い建物”ではなく“活かせる建物”として
見せることが大切です🏡
👥どんな人が購入を検討しているのか
店舗兼住宅を探す購入層は、実はとても
幅広いです。
・自宅で小規模な事業を始めたい方
(美容・整体・教室など)
・在宅ワーカーやフリーランスで、
事務所兼住居を希望する方
・自分の店舗を持ちたいが、
家賃を抑えたい個人事業主
・アトリエや趣味スペースとして活用したい方
こうした方々は「仕事と生活を両立できる建物」
を探しています。
“住宅+事業スペース”という組み合わせは、
固定費削減にも繋がるため、
築年数が古くても意外と人気が高いんです✨
📸売却時の見せ方がポイント
店舗付き住宅を売却する際は、
「住宅」としてだけでなく
「店舗としても使える」という点をしっかり
伝えることが大切です。
たとえ今は空きスペースでも、
写真や間取り図で“店舗利用が可能”と
明記するだけで、反響が変わります。
また、壁紙の貼替えや照明交換など、
軽いリフォームで
印象を大きく改善できることも。
購入検討者が「この空間で何ができるか」を
イメージしやすくなります。
立地が住宅地の角地や、生活動線に近い場所
であれば、地域密着型の事業やサロンなどにも
ぴったりです。
🔧リフォームで広がる活用の幅
1階にトイレや水回りが残っている場合は、
リフォーム費用を抑えて再活用できる可能性が
高いです。
内装を少し整えるだけでも、
美容系・事務所・物販など、さまざまな用途に
対応できます。
たとえば、
・床材を明るく張替えるだけで「清潔感のある
サロン」に
・カウンターを撤去して「オープンスペース」に
・壁を白く塗り替えて「撮影・教室向け空間」に
“現況+少しの改装”で新しい使い方が生まれる。
これが店舗付き住宅の大きな魅力です✨
📣販売戦略とアプローチ
売却を検討する際は、
不動産会社に「店舗利用を想定した販売計画」
を相談するのがポイントです。
単に「古家付き土地」として出すよりも、
「店舗兼住宅」「事務所利用可」
として打ち出すことで、検索される層や
問い合わせ層が大きく変わります。
また、写真の見せ方や間取り図の工夫も
重要です。
空き店舗としてではなく、「将来の可能性を
感じる空間」として見せることで、
購入意欲を引き出すことができます。
🏠査定現場で感じたこと
今回の査定物件も、まさにそのタイプでした。
1階は物置になっていましたが、もともと
店舗仕様の造りで、トイレ・洗面設備・
カウンターも残っていました。
立地も住宅街の角地で駐車場もあり、
**「このままでも少し整えればすぐ使える」**
という状態。
ネイルサロン、整体、学習塾、事務所など、
用途を限定せずに募集すれば幅広い層に
アプローチできそうです。
このような物件は、“売りにくい家”ではなく、
**“視点を変えれば売れる家”**なんです。
🌿まとめ|店舗付き住宅は隠れた売れ筋物件
1階が使われていない建物は、「古い家」
ではなく**“活かせる資産”**です。
少しのリフォームや見せ方次第で、
店舗兼住宅・事務所・教室など、多様なニーズに
応えられます。
放置しておくと建物が劣化し、資産価値が
下がる一方。
しかし、今のうちに動けば、売却チャンスを
逃さず掴むことができます。
もし、
「うちも1階を使っていない」
「昔お店をしていたけど今は物置になっている」
そんな方がいらっしゃれば、
一度、建物の“再評価”をしてみませんか?
ミカタ不動産では、活用提案を含めた査定も
行っています。
「売れない」と思っていた物件でも、
新しい需要が見つかるかもしれません✨
お気軽にご相談ください(^^)/
🔥終わりに
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気になる方はぜひ読んでみてください👇
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