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井戸がある土地は売れる?|売却前に知っておきたい登記・管理・風水の注意点 💧

2025年10月14日

井戸がある土地は売れる?|売却前に知っておきたい登記・管理・風水の注意点 💧

こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
 
昔ながらの住宅や農地などで、敷地の片隅に

「井戸」が残っているケースがあります。  
 
以前は「井戸=怖い・不吉」

といったイメージを持つ人もいましたが、 
 
近年では「災害時の生活水として安心」

「庭の雰囲気が良い」と評価する声も

増えています。  

とはいえ、

井戸がある土地は売却時に注意が必要です。 
 
法律・管理・心理的イメージなど、

さまざまな観点から説明義務が生じるためです。
  
今回は、那覇市など沖縄地域でも見られる

井戸付き不動産の扱いについて、  
 
売却時のポイントを分かりやすく解説します。  

戸付き土地の意外なニーズ 🌿

那覇市や首里、壺屋などの古い住宅街では、
  
戦前から使われていた井戸が

そのまま残っていることがあります。  

近年では「水道代の節約」「災害時の備え」

として井戸を再活用したい方も多く、  
 
特に農地や広い敷地では「生活水・洗車・庭木の

水やり」に使える点が注目されています。  

しかし、不動産取引上は、

井戸の存在が**リスクにもなり得る**ため

注意が必要です。  
 
たとえば、「水質が不明」

「埋め戻しに費用がかかる」「地中障害になる」

といった点です。  


井戸の登記と法的な扱い 🧾

まず、井戸そのものは

**不動産登記の対象外**です。
  
登記簿には「土地」や「建物」は記載されますが

井戸は動産扱いになります。  

ただし、井戸小屋やポンプ設備がある場合、

それは**建物附属物**として扱われるケースも

あります。  
 
したがって、契約書や重要事項説明書には、
  
「現況に井戸あり」「使用中・未使用」などの

記載をしておくことが重要です。  

井戸を残す場合の注意点 ⚠️

井戸をそのまま残して販売する場合は、

次の点を必ず確認しましょう。  

 
**所有者と管理責任を明確にする** 
 
 → 汚染や転落などの事故が起きた場合、

所有者に管理責任が問われます。  
 
 → 売却前に「管理状況」を明記し、

買主にも理解してもらうことが大切です。  


**水質と安全性の確認**  
 
 → 飲用として利用する場合は、

保健所で水質検査を実施する必要があります。 
 
 → 検査結果を提示できれば、

安心材料にもなります。  

 
**電動ポンプの有無を確認**  
 
 → 電気代やメンテナンス費用の負担を

どうするか、説明しておきましょう。  

 
**境界付近の井戸は特に注意**  
 
 → 井戸が敷地境界に近い場合、隣地の地中と

水脈がつながっていることもあります。  
 
 → 掘削や埋め戻しを行う際は、

隣地への影響確認を忘れずに。  


井戸を埋める場合の費用と方法 💰

「井戸があると買主に嫌がられるかもしれない」 
 
「使わないので安全のために埋めたい」  
 
そんな場合は、**専門業者による

井戸埋設工事**
を行いましょう。  

一般的な家庭用井戸なら、費用の目安は

**10〜30万円前後**です。
  
地盤の深さや口径によって金額は変わります。  

埋め戻しの際は、井戸を完全に

コンクリートで塞ぐのではなく、  
 
**砂・砕石・ベントナイトなどを層状に入れて

埋設**
するのが基本です。  
 
地盤沈下や水漏れを防ぐためです。  

また、工事中の写真なども買主に引継げるように

保存しましょう。  

⚠️ 自分で埋めるのはNG!  
 
 井戸は地盤や地下水に影響を与えるため、 
 
 自己判断で埋めると地盤沈下や

水害の原因になるおそれがあります。  


風水や心理的イメージ 🌙

井戸は昔から「水の気を持つ場所」とされ、

風水的に強い意味を持ちます。 
 
一部では「陰の気がたまりやすい」

「祈祷が必要」と言われることもありますが、  
 
逆に「家の守り神」「浄化エネルギー」として

好意的に捉える人もいます。  

近年では、「お清め」

「埋め戻し前の祈願」を行う方も多く、  
 
不動産売却時にそうした文化的配慮を添えると

安心感が伝わります。  

ただし、心理的瑕疵(買主が“気持ち悪い”と

感じる要因)にあたる可能性もあるため、 
 
**現況報告書などに『井戸あり(使用停止)』

と正確に記載することが大切です。**  


那覇市・沖縄での実務的注意点 🌴

那覇市では、古い住宅や店舗跡地などに

井戸が残っているケースが少なくありません。  
 
特に首里・壺屋・与儀などの地域は、

戦前からの集落井戸(カー)文化が

残っています。  

そのため、**井戸を埋めるか・残すかの

判断は慎重に**
行いましょう。  
 
- 地下水の影響が強い地域では、

安易な埋設で地盤沈下が起こることも  
 
- 契約書に「現況井戸あり」と記載し、
  
 **買主へ管理責任の移転を

明確化**
することが重要です  

また、重要事項説明書にも  
 
「井戸の有無」「埋め戻しの有無」

「管理状況」を必ず明記しておくことで、  
 
後のトラブルを防ぐことができます。  


まとめ ✅

・井戸付きの土地でも売却は可能。  
 
 ただし、**“説明義務”と“安全確認”**

怠らないことが大切。  

・残す場合は水質検査や管理体制を整え、

所有者責任を明確に。 
 
・埋める場合は必ず専門業者に依頼し、

工事中の写真を保管しておく。  
 
・心理的・風水的な配慮も意識し、

買主が安心できる説明を心がける。  

那覇市で井戸付きの土地を売却したい方、
  
「この井戸どうしよう…」と悩んでいる方は、
  
**ミカタ不動産が現地確認からご提案まで

サポートいたします😊**


終わりに🔥

過去にはこんな記事も書いてます📚  
 
気になる方はぜひ読んでみてください👇
 

 
 


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