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不動産の口約束に効力はある?|契約成立の条件とトラブルを防ぐ方法 🏡

2025年10月09日

不動産の口約束に効力はある?|契約成立の条件とトラブルを防ぐ方法 🏡

口約束でも契約成立?
こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
 
「口頭で約束しただけだけど大丈夫?」
 
「契約書を交わしていないから問題ないよね?」

そんな風に思っていませんか?
 
実は、不動産の世界でも“口約束”が

思わぬトラブルにつながることがあります。

本記事では、口約束がどのようなときに

法的効力を持つのか、
 
そしてトラブルを防ぐためにどんな

が必要なのかを詳しく解説します。


契約は「意思の合致」で成立する ⚖️

民法第522条では、

「契約は、契約の内容を示してその締結を申し入れる

意思表示に対して相手方が承諾をしたときに成立する。」

と定められています。
 
つまり、書面がなくても、

当事者同士が合意すれば契約は成立するのです。

たとえば「この土地を1,000万円で売ります」

「はい、買います」
 
この2つの意思表示が一致すれば、

**理論上は契約が成立**します。

しかし問題は、

**その合意を証明できるかどうか**
 
口頭だけの約束では、

後から「そんなこと言っていない」と

争いになりやすいのです。

不動産取引で「書面」が重視される理由 🏠

不動産は金額が大きく、

売主・買主の権利関係が複雑になります。
 
そこで法律では、契約内容を明確にするために

「書面」の作成が義務づけられています。

宅地建物取引業法では、

宅建業者が関与する場合、
 
**「重要事項説明書」や「売買契約書」などを

交付しなければならない**
と定められています。

また、金融機関の融資や登記の手続きも

書面がなければ進みません。
 
そのため、実務上は口約束で契約が成立しても、

実際に引渡しや登記を行うことは

ほぼ不可能です。


よくある口約束トラブル ⚠️

「修繕して引き渡すと言っていたのに、

実際はされていなかった」
 
「口頭で値下げを約束したのに、

契約書には反映されていなかった」
 
「売主が『他の人には売らない』と

言っていたのに、別の買主に売却された」

こうしたトラブルはすべて、

**証拠が残っていないこと**が原因です。
 
特に那覇市のように 

親族間・知人間での取引が多い地域では、
 
「信頼していたのに話が違う」

というケースが少なくありません。


口約束が有効と判断されるケース ✍️

すべての口約束が

無効というわけではありません。
 
たとえば賃貸契約で

「家賃を下げる」と合意し、
 
実際に減額後の家賃が支払われていれば、

その合意が有効と認められることもあります。

また、売買契約で代金の一部が支払われたり、

登記の準備が始まっている場合など、
 
**履行の実態がある場合には契約の成立を

認める判例もあります。**

ただし、最終的には

「誰が・いつ・どんな内容で約束したか」を
 
客観的に証明できるかがポイントになります。


無効・トラブルになりやすいケース 💣

・不動産会社の担当者が

「買主が承諾しました」と口頭で伝えたが、

申込書が未提出
 
・「解約は口頭でOK」と言われたが、
 
実際は契約書に解約条項が定められていた
 
・口頭の約束をもとに動いたが、

相手が「聞いていない」と主張して揉めた

このようなケースでは、

**口約束の内容を立証できず**、裁判でも

認められないことが多いです。
 
特に不動産売買は、宅建業法や登記法など

複数の法令に関わるため、
 
「言った・言わない」だけでは通用しません。

トラブルを防ぐためのポイント ✅

実務では、駐車場の賃貸や

小規模土地の取引などで
 
「口約束で貸した」「売る約束をした」

などのトラブルが発生することがあります。

実際に裁判例でも、

「契約の成立を示す証拠がなく、

申立てが棄却された」ケースが存在します。
 
たとえ親族間の口約束でも、**法的効力を

証明できなければ契約は認められません。**

那覇市のように

地元密着の取引が多いエリアこそ、
 
「信頼している相手だからこそ

書面で残す」ことが重要です。


まとめ 🙏

・不動産の契約は口約束でも

成立する可能性がある(民法第522条)
 
・ただし、証拠が残らなければ

実務上は無効と同じ
 
・書面・メール・LINEなど、

後で確認できる形で残すことが大切
 
・トラブルを避けるために、不動産会社や

宅建士を通して手続きを進めるのが安全

不動産の取引は「信頼」と「証拠」の

両立が大切です。
 
口約束のまま進めてしまうと、

後で取り返しがつかないこともあります。

那覇市で

不動産の売買・賃貸・相続を検討している方は、
 
**ミカタ不動産がトラブルのない安全な取引を

サポートします😊**

終わりに🔥

過去にはこんな記事も書いてます📚  
 
気になる方はぜひ読んでみてください👇
 
 
 


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