こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
不動産広告や図面を見ると、
必ずといっていいほど目にする
「◯帖」という表記。
しかし実はこの「帖数表示」、
業者ごとに計算基準が異なっている場合がある
ことをご存じでしょうか?
同じ10㎡でも「6帖」と表示されるか「5.9帖」
と表示されるかで、部屋の広さの印象は
大きく変わります。
**買主にとっても売主にとっても誤解や
不信感につながりやすいポイント**です。
今回は、不動産の帖数表示が
どうやって計算されているのか、
1.62㎡と1.65㎡の違い、そして
注意すべき点について解説します。
帖数表示の基準は統一されていない 📏
まず前提として、建築基準法や
宅建業法などの法律に「1帖=◯㎡」といった
明確な規定は存在しません。
帖(畳)の大きさは地域や建物によって異なり、
代表的な種類は以下の通りです。
・京間(関西間):1.82㎡
・中京間:1.65㎡
・江戸間(関東間):1.54㎡
・団地間:1.44㎡
つまり「1帖」は全国で統一された面積ではなく
地域性や慣習に左右される数値なのです。
不動産広告で使われる基準 📌
不動産広告においては
「不動産公正取引協議会」の表示規約があり、
「帖数を表示する場合は㎡換算の根拠を
明示すること」が求められています。
そのため実務上は、便宜的に **1帖=1.62㎡**
を基準に計算するケースが多いです。
一方で、「1坪=3.3㎡を2帖とする」考え方から
**1帖=1.65㎡** を
採用している業者もあります。
つまり、広告を見るときに
「なぜこの帖数になっているのか?」は
計算根拠によって異なるのです。
1.62㎡と1.65㎡でどう違う? ⚖️
例えば10㎡の部屋を計算すると、
以下のようになります。
・10 ÷ 1.62 ≒ 6.17帖
・10 ÷ 1.65 ≒ 6.06帖
わずか0.1帖程度の違いですが、
表記上は「6.2帖」と「6.0帖」で
印象が変わります。
さらに部屋全体の面積が大きくなると、
この差はより大きく感じられます。
**同じ部屋でも、業者によって
帖数表示が違うのはこのためです。**
表記の違いで起こるトラブル ⚠️
帖数の基準が異なるだけで、
次のような誤解やトラブルが起こり得ます。
・広告で見た帖数より実際に狭く感じる
・他社の図面と比較したときに数値が異なり
混乱する
・売主にとっては
「実際より狭く見えて損をする」可能性がある
不動産広告の世界では
「誇大表示」が禁じられていますが、
帖数はあくまで「参考値」であるため、
**消費者が誤解しやすい表示**になっているのが
実情です。
那覇市でよくあるケース 🏝️
沖縄でも新築マンションや
中古マンションの広告を比較すると、
帖数表示が微妙に異なることがあります。
・新築物件の広告では
1.62㎡基準で広めに表記されていた
・中古物件の図面では
1.65㎡基準でやや小さく表記されていた
結果、購入希望者から「同じ広さのはずなのに
狭く見える」といった声が出ることもあります。
**広さを比較する際は
必ず㎡表記を確認することが大切**です。
消費者が確認すべきポイント ✅
・帖数はあくまで参考値。
広さを比較するときは㎡で確認する
・複数の広告を比較するときは
帖数ではなく㎡で判断する
・内覧時に実際の広さを体感することが
一番の確認方法
**「帖数だけで判断すると
誤解するリスクがある」ことを
知っておきましょう。**
ミカタ不動産の取り組み 💪
ミカタ不動産では、誤解を避けるために
以下の取り組みを行っています。
・**帖数表示は「1帖=1.62㎡」を基準と
して算出しています**
・業者によって基準が異なることを説明し、
透明性のある対応を心がけています
・内覧時には実際の広さを
体感していただけるようサポートしています
**「正しい情報をお伝えすること」が
信頼につながる**と考え、
明確な基準での情報提供を徹底しています。
まとめ・相談案内 🙏
不動産広告の「帖数表示」は、
業者によって1.62㎡を使う場合と
1.65㎡を使う場合があり、
統一されていません。
そのため、同じ広さの部屋でも「帖数」が
異なって表示されることがあります。
・帖数表示は法律で統一されていない
・広告規約上は㎡を基準にすることが
求められている
・広さを比較する際は㎡を見るのが最も正確
那覇市で物件探しや売却を検討している方は、
ぜひ正しい知識を持った不動産会社に
ご相談ください😊
ミカタ不動産は、正直で分かりやすい
情報提供を大切にしています。
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