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【築古マンション購入の注意点】建替えリスクと確認すべきポイントを解説🏢

2025年11月11日

【築古マンション購入の注意点】建替えリスクと確認すべきポイントを解説🏢

中古マンション建替えリスク
こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
 
今回は、築古マンションの建替えリスクについて

お話しします。

昨日、築40年のマンションをご案内した際に、
 
お客様から

「建替えになるかもしれないって聞いて、

少し怖い」とご相談をいただきました。

確かに、マンションの寿命や建替えの話題は、

購入時に多くの方が不安に感じるポイントです。
 
ですが、古い=危険ではなく、管理や

修繕状況次第で大きく変わります。

今回は、築古マンションを検討する際に

知っておくべき、建替えリスクの考え方と

確認ポイントをまとめました🏢

💡築古マンションが増えている現状

全国的に、築40年以上のマンションが急増

しています。
 
国土交通省の調査によると、2030年には

築50年を超えるマンションが全体の約2割を

占める見込みです。

沖縄でも1980年代に建てられた

分譲マンションが増えており、
 
今後は「築古=珍しくない」時代になります。

そのため、これからの購入検討では、
 
“古さを避ける”よりも、“どう維持されているか”

を見極めることが重要になります。


🏗建替えは簡単ではない

マンションの建替えは、戸建のように

「建て直す」とは違います。

分譲マンションは多くの所有者(区分所有者)

が存在するため、1人の判断では動かせません。

区分所有法では、建替えを行うには区分所有者

および議決権の5分の4以上の賛成が必要です。
 
つまり、100戸のうち80戸以上が

賛成しないと、建替えは成立しません。

たとえ半数以上が賛成しても、
 
残りの方が反対すれば話が進まないことも

あります。

また、高齢の居住者が多いマンションほど、

建替えへの抵抗が強い傾向があります。
 
引越しの負担、費用の問題、

思い入れのある住まいを離れる

心理的なハードル。
 
そうした要素が重なり、現実的に

進まないケースが多いのが実情です💦

💰建替えには多額の費用がかかる

仮に建替えを実行する場合、解体費・設計費・

建築費などが必要になります。
 
1戸あたり数千万円単位の負担になることもあり
 
「話が出ても頓挫した」という例は全国的に

珍しくありません。

「等価交換方式」といって、
 
デベロッパーが再建築費用を負担し、

代わりに新築後の販売住戸を得るケースも

ありますが、土地が狭い場合や

建築制限があるエリアでは採算が取れず、

実現が難しいことも。

つまり、

“古くなったら建替えればいい”というのは、

現実的にはかなりハードルが高い選択肢です。

🔧修繕で延命しているマンションも多い

実際には、建替えではなく大規模修繕を

繰り返して維持しているマンションが

大多数です。

外壁塗装、防水工事、エレベーター交換、

配管の更新など、定期的に修繕を行うことで、

安全性や快適性を保つことができます。

重要なのは、管理組合が機能しているかどうか。
 
管理がしっかりしているマンションは、

修繕積立金の残高も安定しており、
 
築年数が経っていても安心して暮らせるケースが

多いです。

逆に、修繕積立金が少なく、共用部分が

傷んでいる場合は要注意。
 
長期修繕計画や過去の工事履歴を確認することで、
 
そのマンションの“健康状態”を知ることが

できます📑

👀購入前に確認しておきたいポイント

築古マンションを検討する際は、
 
以下の5つのチェックポイントを

意識しましょう👇

1.管理状態
 
 共用部の清掃が行き届いているか。

掲示板やポストが整っているか。

2.修繕履歴と積立金
 
 過去の大規模修繕の有無、

次の修繕計画、積立金の残高を確認。

3.耐震基準
 
 1981年以降に建築された“新耐震基準”かどうか。
 
 旧耐震でも耐震補強済みなら安心度UP。

4.所有者の構成
 
 投資目的よりも実際に住んでいる人の割合が高い

マンションの方が、管理意識が高く、合意形成も

スムーズ。

5.建替え検討の有無
 
 管理組合で建替えや再開発の議論が

始まっていないかを議事録で確認。

この5点を把握するだけで、購入判断の精度が

大きく上がります💡
 
🏢築古マンションにもある“魅力”


築古=リスクというイメージがありますが、

実は魅力もたくさんあります✨

・立地が良く、利便性が高い場所に建っている
 
・新築では手が届かない価格帯
 
・敷地にゆとりがあり、開放感のある設計
 
・リフォームすれば自分好みの空間にできる

また、建物の構造がしっかりしていれば、
 
メンテナンスを重ねることでまだまだ長く

使えます。

“築年数”だけで判断せず、“中身”で選ぶことが

大切です。

💬実際のお客様との会話から

昨日ご案内したお客様も、「築40年だと、

建替えが近いんじゃないですか?」と

心配されていました。

確かに、築年数だけを見ると不安に感じるかも

しれません。
 
ですが、実際に現地を見てみると、

共用部はきれいに管理されており、修繕履歴も

しっかり残っているマンションでした。

そのような建物であれば、
 
「すぐ建替えになる」というリスクは

高くありません。

不動産の価値は築年数だけでなく、管理や

住民の意識によっても左右されます。
 
今回のように、「建替えの可能性を理解した上で

選ぶ」ことが安心につながります😊

🌿まとめ|築古を選ぶなら「状態重視」で


マンションの建替えは、法律・費用・合意形成の

すべてが複雑です。
 
ですから、「古い=建替え」という単純な図式

ではありません。

✅ 管理状態が良い
 
✅ 修繕計画がしっかりしている
 
✅ 居住者の意識が高い

この3つが揃っていれば、築40年を超えていても

安心して購入できます✨

築古物件は価格・立地のバランスが良く、
 
“管理と計画”がしっかりしていれば十分に

資産価値が保てます。

もし気になる物件があれば、
 
「修繕履歴」や「管理組合の体制」を一緒に

チェックしていきましょう。

不安な点があれば、

ぜひお気軽にご相談ください(^^)/

🔥終わりに

過去にはこんな記事も書いてます📚  
 
気になる方はぜひ読んでみてください👇
 

 
 


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