こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
土地に関する相談の中で
最近とても増えているのが
「土地を分けたいのですが可能ですか?」
「隣の土地とまとめたいのですが?」
というご質問です😊
土地はそのまま使うだけでなく
状況によっては
分筆(ぶんぴつ)や合筆(がっぴつ)が
必要な場合があります。
相続での名義整理
売却前の準備
境界の確認
建替えに向けた土地の整理
こういったタイミングで
分筆・合筆を行うケースはとても多いです。
ただし、流れを理解せずに進めてしまうと
境界問題や予想外の費用負担に
つながることもあります。
この記事では、
土地を分けたい・まとめたい時に
最初に知っておくべきポイントを
できるだけわかりやすくまとめていきます。
分筆の相談は特に多いのですが
実はかなり手順が多く
“簡単にできる”と思って進める方が
後で大変な思いをされるケースもあります。
一般的な流れはこちら👇
① 現地調査
② 既存杭の確認
③ 境界のチェック(越境の有無)
④ 測量士へ依頼
⑤ 隣地所有者との立会い
⑥ 行政(道路管理者など)の立会い
⑦ 境界確定
⑧ 測量図の作成
⑨ 分筆登記申請
⑩ 新しい地番が発行される
分筆は “土地の正確な形を
確定させる作業” なので
どうしても工程が多くなります。
特に立会いの段階では
隣地所有者の署名・承諾が必要なため
関係が悪いと
スムーズにいかないこともあります。
分筆の相談で多いのが
境界・越境トラブルです。
以下のようなケースは非常に多いです👇
・昔の境界杭がなくなっている
・ブロック塀がズレている
・樹木の越境がある
・隣地が立会いに応じてくれない
・古い図面が使えず再測量になる
・セットバックで面積が減る
特に注意してほしいのが
**セットバック(道路後退)**です。
2項道路に接している土地では
道路中心から2m確保する必要があり
分筆後の土地が
想定より狭くなることがあります。
建築予定がある場合は
分筆前の段階で
必ず建築士に確認することが重要です。