こんにちは。ミカタ不動産の平田です🔥
不動産の購入相談で
ここ最近とても増えている質問が
「私道って固定資産税は誰が払うの?」
という内容です😊
特に多いのが
“私道の持分がない物件” を
検討している方からの質問です。
「持分ゼロなら
税金がかからないから得ですよね?」
と聞かれることがあるのですが
実はこれが大きな落とし穴です。
私道は固定資産税だけで判断すると
メリットに見えるのですが
持分がない場合こそ
見えないリスクが山ほどある
というのが現場での実情です。
今回は、固定資産税の仕組みと
持分なし私道で起こりやすいトラブルを
初心者向けに分かりやすく解説していきます。
法律的には
持分なしの住民に修繕費を請求する義務は
ありません。
ただし現場では
「みんなで出しましょう」
という形で請求されることが普通にあります。
断ることは可能ですが
近隣との関係が悪化するため
結局支払うケースも多いです。
つまり
固定資産税を払わなくても
結果的に似たような負担が発生する
というのが実情です。
私が担当した物件でも
持分なし私道が絡む案件は多くあります。
例えば
道路掘削承諾が取れず
水道の引き直しができなかったケース。
また
相続が何世代も進んでいて
所有者が誰か分からず、承諾を得るまでに
数ヶ月かかった案件もありました。
私道問題は
調査を深くやらない不動産会社ほど
気づかずにトラブルに巻き込まれる
という傾向があります。