ここで少し補足すると
住宅ローンの審査基準は
銀行によって驚くほど違います。
・勤続年数の評価方法
・年収基準
・カードローンやクレジット履歴の見方
・健康保険の種類
・企業規模の判断
・借入比率の許容範囲
こういった基準が全く違うため
A銀行ではダメでも
B銀行では問題なく通る
ということは日常的にあります。
買主様の場合もまさにこのタイプで
最初の銀行と別の銀行では
評価ポイントが異なり
審査結果も変わってくると予測していました。
そこで、複数行の候補の中から
最終的に「フラット35」に
挑戦することになりました。
フラット35は
民間銀行とは審査基準が異なるため
一般的な住宅ローンが通りにくい人でも
通るケースがあります。
もちろん誰でも通るわけではありませんが
今回の買主様の状況であれば
可能性は十分あると感じていました。
必要書類を揃え
物件資料も提出し
ミカタ不動産としてもできる限りのサポートを
行いました。
数日後
買主様から連絡がありました。
「通りました!」
このときの嬉しそうな声は
今でも印象に残っています。
最初の銀行で否決された時の不安そうな表情から
一気に安心した表情に変わったことで
私自身も本当にホッとしました。
そしてスムーズに契約へ進み
今回の成約となりました。