こんにちは。
ミカタ不動産の平田です🔥
住宅購入を検討する際に必ず気になるのが
住宅ローンの金利です。
わずかな金利の差が、
35年間の返済総額で数百万円の違いになることも珍しくありません。
特に2025年は日銀の政策変更により、
全国的に金利が動き始めています。
沖縄の銀行も例外ではなく、
琉球銀行・沖縄銀行・海邦銀行といった地銀が基準金利を引き上げました。
前回も住宅ローンの記事について書きましたが、
今回はそこを深堀りして、
沖縄の住宅ローン金利の動向や選び方のポイントをわかりやすくまとめます😊
(関連記事:住宅ローン金利がじわじわ上昇中?今後の沖縄不動産購入にどう影響する?)
(※本記事は一般的な情報提供です。実際の条件は必ず各金融機関にてご確認ください)
沖縄の住宅ローン金利は今どのくらい? 📊
沖縄で住宅ローンを組むとき、
現在の主流は変動金利1.2〜1.4%前後です。
「え?1%以下じゃないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
確かに、2〜3年前までは優遇を受ければ1%以下というプランも存在しました。
しかし2025年に入ってからは、
全国的な金利上昇の影響を受けて、
沖縄でもじわじわと金利が上がってきています。
ただし、ろうきんさん等は新規はまだ据え置きになっているケースもあるので、
銀行ごとに微妙な差があるのが特徴です。
店頭金利と優遇後金利の違い 🏦
住宅ローンの金利を調べると、
銀行のサイトには「店頭金利:3.0%」などと書かれています。
でも安心してください。
実際にこの金利で借りる人はいません。
銀行は独自の条件を満たした方に対して金利優遇を提供します。
例えば…
・ 給与振込をその銀行に指定する
・ 公共料金やクレジットの引落しをまとめる
・ カードローンや保険商品をセットで契約する
これらの条件を満たすことで、
店頭金利からマイナス2%以上引かれるケースもあります。
その結果、
実際に借入する際の金利(=優遇後金利)が1.2〜1.4%前後になるのです。
👉 大切なのは「優遇後の実行金利」を見ること!
ネットで数字だけ確認して「思ったより高い」と勘違いしないように注意しましょう。
既存借入者と新規借入者の違い ⚠️
2025年に入ってから増えてきた声が
「うちの金利が上がった」という既存借入者のケースです。
例えば、実際にこんな事例があります。
・ 変動金利 0.775% → 1.075%(+0.3%) に上昇(沖縄ろうきん・既存利用者)
・ ただし新規契約ではろうきんさんはまだ1%以下が適用されています。
👉 すでにローンを組んでいる方は、毎月の返済額だけでなく
「利率が変わる可能性」に注意しておきましょう。
金利は今後どう動く? 🔭
では、この先の沖縄の住宅ローン金利はどうなるのでしょうか?
専門家の多くは「緩やかな上昇基調が続く」と予測しています。
理由は以下の通りです。
・日銀の政策金利の修正:ゼロ金利政策の緩和
・物価の上昇(インフレ):生活コストの上昇が背景
・海外金利の影響:アメリカの長期金利上昇が波及
ただし銀行側も「急激な負担増」を避けたい事情があります。
そのため、実際の優遇後金利は1.2〜1.5%前後を維持しつつ、
条件で調整していく可能性が高いでしょう。
変動か固定か?どちらを選ぶべき? 🧭
多くの方が悩むのが「変動金利で借りるべきか?固定にすべきか?」です。
・ 変動金利のメリット:金利が低く、返済額も抑えられる。将来的に繰上返済を計画している人に向く。
・ 変動金利のデメリット:今後金利が上がると返済額が増えるリスク。
・ 固定金利のメリット:返済額が変わらず安心。教育費など他の支出と並行しやすい。
・ 固定金利のデメリット:金利がやや高め。
👉 沖縄のように将来の金利上昇リスクが読みにくい地域では、
ライフプランに合わせた選択が重要です✨
「子どもが小さいうちは固定で安心を優先」
「収入が増えたら変動に切替え」といった柔軟な考え方もアリです👍
金利差でどれくらい返済額が変わる? 🧮
【借入額3,000万円・35年返済・元利均等方式の場合】
・ 変動1.2% → 月約86,000円/総返済 約3,620万円
・ 変動1.4% → 月約90,000円/総返済 約3,780万円
・ 固定1.8% → 月約92,000円/総返済 約3,870万円
わずか0.2%の差で総額160万円の違いです。
金利のニュースを気にするだけでも、
長期で見れば大きな節約につながりますね👍
沖縄ならではの事情 🌺
沖縄でローンを組む場合、県外とは違う注意点もあります。
・ 借地権付き物件は金融機関によって取り扱いが分かれる
・ 軍用地・リゾート物件などは評価基準が特殊
・ 中古住宅+リフォームは「一体型ローン」が利用できるか要確認
・ 県外からの移住者はネット銀行と比較して検討することも増加中
👉 物件の種類やエリアによっても条件が変わるので、金融機関の比較は必須です。
まとめ ✅
👇
・沖縄の住宅ローン金利は、新規1.2〜1.4%台が主流。
・既存借入では0.1〜0.3%程度の上昇例があり、条件次第で負担が増える。
・今後も緩やかな上昇が見込まれるため、返済計画を見直すチャンス。
・店頭金利ではなく優遇後金利を見ることが大切!
・金利タイプはライフプランに合わせて選択しよう。
免責事項 📝
本記事は一般的な情報提供であり、
特定の金融機関や契約を推奨するものではありません。
実際の金利や条件は必ず各金融機関でご確認ください。
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