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地価上昇が生活コストにどう影響するか|固定資産税・ローン・家賃から考える沖縄の今

2025年09月24日

地価上昇が生活コストにどう影響するか|固定資産税・ローン・家賃から考える沖縄の今

地価上昇で生活コストも増加?

🏡 はじめに

2025年7月1日時点で公表された

沖縄県の基準地価調査によれば、

全用途(林地を除く)平均で**6.1%上昇**

住宅地は前年比**5.7%上昇**で、

10年連続全国1位という実績です。  
 
地価がこれほど上がるということは、

土地購入価格だけでなく、

土地を所有する人・住む人・借りる人

すべてにコストが跳ね返ってくるということ。  
 
この記事では、

固定資産税・家賃・ローン(金利と借入条件)

の3つの視点を中心に、

地価上昇が生活コストに

どう影響しているかを整理し、

具体的な対策も含めて解説します。

🔍 地価上昇の現状と供給・需要の構図

・沖縄県では住宅地の地価上昇率が5.7%と、

全国1位を維持。  
 
・観光需要の回復、移住需要・

二地域居住希望者の増加、

別荘需要などが地価上昇をけん引。

特に北部・離島では供給余地が少ないため、

格は下がりにくくなっています。  
 
・また、主要市町村別地価平均をみると、

那覇市・浦添市・北谷町など生活利便性や

アクセスの良い地域での坪単価・

1㎡当たりの価格上昇が目立ちます。  

💳 ローン基準金利と優遇の実態(見せかけ vs 実際)

・沖縄銀行の「金利選択型住宅ローン」の

基準金利(店頭表示)は

変動金利で**年3.075%**

固定期間3年・5年・10年固定の選択もあり、

それぞれ**3.225%、

3.525%、4.125%**
とされています。  
 
・ただし、この金利は

「お取引状況や審査結果に応じて、

金利優遇いたします」との注記があり、

実際の借入金利はこの基準金利より

低くなることが多いです。  
 
・優遇後金利やキャンペーン金利の情報は

限定的ですが、銀行間での比較・

審査条件の良し悪しで借入実質コストに

相当差が出る可能性があります。

🏠 固定資産税・土地所有者の負担増

・地価が上がると土地の評価額が上がり、

それに応じて固定資産税などの税負担が

増加する可能性が高いです。

特に地価上昇率が大きい市町村では

その影響が大きくなります。  
 
・建物の築年数が古く、

建物部分の評価が低くても、

土地部分の評価上昇だけで

納税額が大きくなることもあり、

所有者は評価替えのタイミングや

自治体の評価基準を

事前に確認しておく必要があります。  
 
・住宅用地軽減措置などの制度もありますが、

評価額が一定を超えると軽減率が変わる・

軽減対象外になるケースがあるため、

自分が該当するかどうかを

確認することが重要です。

📈 家賃への波及効果:賃貸利用者のコスト上昇

・地価上昇は土地代だけでなく、

建築資材コスト・インフラ整備・

土地確保コストを押し上げ、

それらが賃貸物件におけるオーナー側の

コスト増につながります。  
 
・那覇・北谷など

アクセスや利便性が高い人気エリアでは、

賃貸物件の家賃が過去数年で

上昇している傾向があり、

新築あるいは築浅の物件ほど影響が大きいです。  
 
・賃貸を選ぶ人は、月家賃だけでなく更新料・

管理費・駐車場料などの諸費用の合計を見積もり
 
家賃上昇リスクを予め

考えておくことが大切です。

🏡 モデル比較:賃貸 vs 所有の総コスト(仮試算)

モデルA(所有するケース)
 
- 土地+建物で 3,500万円 の物件を購入
 
- 頭金:500万円、ローン借入

:3,000万円(期間35年)
 
- 金利:1.5%(優遇適用後)
 
- 年間固定資産税+維持管理費:

約30万円 と仮定

→ 35年間支払う総額:
 
- ローン総返済額:約3,730万円
 
- 固定資産税+維持費:1,050万円
 
- 合計:約4,780万円

---

モデルB(賃貸するケース)
 
- 同じ地域・同じ広さの住宅を賃貸
 
- 家賃:月 13万円、更新料・管理費含む
 
- 35年間支払う総額:約5,460万円

---

📊 比較結果 -

- 短期(~10年)では賃貸の方が気軽で

総額も小さいケースが多い
 
- 長期(20年以上)住み続ける場合は、

所有の方が資産として残る分メリットが大きい
 
- さらに、地価が上昇すれば売却時に

資産価値が戻る/増える可能性もあり---

✅ 対策とチェックリスト

- 自分が借入申請できる銀行の

優遇条件をしっかり調べる

→ 給与振込・公共料金引き落とし・預金残高など  
 
- 基準金利の数字だけで判断せず、

過去の実行金利・条件を聞く  
 
- 地価が上昇が続いているエリア・

供給が限られている地域では

早めの判断も視野に入れる  
 
- 購入を考えるなら、

税の制度・固定資産税評価の仕組み・

軽減措置などを理解する  
 
- 家賃上昇リスクを見込んで

賃貸を選択する場合は、

契約内容を詳細に確認する  



📌 まとめ

沖縄の地価上昇は、

固定資産税・住宅ローン・家賃といった

生活コストを押し上げる現実を生んでいます。 
 
その中で大事なのは、「基準金利ではなく、

あなたが実際に適用される優遇後金利」で

返済計画を立てること。  
 
また、所有する際の税負担・維持費の

見積もりや賃貸の将来コストも把握することが

家計を守るカギです。  

ミカタ不動産では、

地価・税・金利を踏まえた生活

コストシミュレーションを提供しています。

どんなケースでも、

無理のない選択を一緒に考えましょう(^^)/


🔥最後に

過去にはこんな記事も書いてます📚  
 
気になる方はぜひ読んでみてください👇
 

 
 


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