こんにちは。
ミカタ不動産の平田です🔥
今回は、売却査定の際に実際にあった事例を
ご紹介したいと思います。
不動産の査定というと、
「いくらで売れるのかを調べるもの」
というイメージをお持ちの方も多いと思います。
もちろん価格査定も大切です。
ただ実際には、価格だけではなく、
土地や建物に問題がないかを確認することも
重要な仕事の一つです。
今回も査定の過程で現地確認を行ったことで、
思わぬ問題に気づくことができました。
先日、戸建住宅の売却査定を
ご依頼いただいた際のお話です。
建物はすでに建っており、
長年利用されていました。
そのため、一般的には
「建築上の問題はなさそう」
と思われる状況でした。
実際、資料上も大きな問題は
見当たりませんでした。
ところが現地を確認している中で、
少し気になる点がありました。
建築基準法では、建物を建てるために道路へ
一定以上接している必要があります。
一般的には、
道路に2m以上接していること
が条件になります。
この条件を満たしていない場合、
建物の建替えができなくなる可能性があります。
いわゆる「再建築不可」と呼ばれる状態です。
土地を購入する方にとっては、
とても重要なポイントになります。
資料を確認した時点では、
接道条件を満たしているように見えました。
ところが現地を確認すると、
どうも接道部分が狭く見えました。
そこで改めて確認を進めたところ、
接道幅が2mに少し足りない可能性が
あることが分かりました。
正直なところ、少し驚きました。
建物はすでに建っています。
過去に建築確認も受けているはずです。
それでも現況では、
確認が必要な状況だったのです。
今回のケースについては、
原因を特定することはできませんでした。
例えば、
・建築当時は2mを確保していた
・境界の認識が変わった
・測量精度の違いがある
・過去の資料との誤差がある
など、さまざまな可能性があります。
ただ、どれが正しいのかは分かりません。
そのため、
憶測で判断することはできませんでした。
今回の件で一番怖いのはここです。
もし現地確認をせずに売却を進めていた場合、
どうなっていたでしょうか。
購入後に建替えを検討した時に、
「実は接道条件を満たしていない可能性が
あります」
となるかもしれません。
そうなると、買主様にとっては大きな問題です。
住宅ローンや資産価値にも
影響する可能性があります。
問題があることよりも、問題に気づかないまま
取引することの方が怖いのです
今回は状況を整理し、依頼者様の主導で
関係者と協議を進めて頂くことになりました。
その結果、
ご理解とご協力をいただくことができ、
建築基準法上必要な接道条件を
確保できる方向で調整することができました。
無事に解決の方向へ進めることができ、
本当にホッとしました。
不動産は
書類だけで完結するものではありません。
時には関係者同士の話し合いが
大切になることもあります。
今回の件で改めて感じたのは、
査定の役割についてです。
査定というと、
「いくらで売れるか」
ばかりに注目されがちです。
ですが実際には、
・接道条件
・境界の状況
・越境の有無
・建築上の制限
なども確認していきます。
価格だけでなく、不動産が抱えている課題や
リスクを整理することも査定の大切な役割です。
今回も査定段階で気づくことができたからこそ、
対応することができました。
不動産の資料はとても大切です。
しかし、
資料だけでは分からないこともあります。
実際に現地へ行き、
周辺環境や状況を確認することで
見えてくることも少なくありません。
だからこそ、当社ではできる限り現地確認を
行うようにしています。
特に戸建や土地は、
一つとして同じものがありません。
現場を見ることの大切さを
改めて感じた事例でした。
当社では、
査定の際に価格だけをお伝えするのではなく、
気になる点や将来的なリスクについても
できる限り確認するようにしています。
もちろん、
すべての問題を発見できるわけではありません。
それでも、見つけられるリスクは
事前に見つけておきたいと考えています。
良いことだけではなく、
気になる点も含めてお伝えすることが、
お客様のためになると思っています。
今回は、
売却査定の際に発見した接道問題について
ご紹介しました。
建物が建っているからといって、
必ずしも安心とは限りません。
だからこそ、価格査定だけでなく、
現地確認や事前調査も大切になります。
今回も査定段階で気づくことができたことで、
問題解決へ向けて動くことができました。
不動産の売却や購入をご検討中の方は、
お気軽にご相談ください😊
押し売りは一切しませんので、
安心してご連絡いただければと思います。
「相談してよかった」と思っていただけるよう、
これからも丁寧にサポートしていきます(^^)/